短鎖脂肪酸って何?気になるダイエット効果、増やす方法は?

短鎖脂肪酸って何?気になるダイエット効果、増やす方法は?

女性なら誰でも美容やダイエットに興味があるのではないでしょうか? 

実際、雑誌やインターネットを見るとあらゆるダイエット情報があふれていますよね。一食置き換えダイエット、炭水化物抜きダイエット、スクワットダイエット、ジョギングダイエット・・・など、これまで色々なダイエット法にチャレンジしてきたけれど長続きしない・・・、痩せられない・・・、というお悩みはありませんか? 

実は最近、痩せやすいカラダになるために腸内細菌に「ヤセ菌」と呼ばれる細菌がいることが分かってきました。今回はその「ヤセ菌」と大きく関わりのある「短鎖脂肪酸」についてまとめました。

「短鎖脂肪酸」って何?

「短鎖脂肪酸」って何

そもそも「脂肪酸」というのは、炭素が数個から数十個連なって鎖のような状態で構成されています。

このようにつながっている炭素の数によって「長鎖脂肪酸」「中鎖脂肪酸」「短鎖脂肪酸」と分けられます。

例えば、牛脂やラードなどの動物油・大豆油などの植物油など一般的な食用油は炭素の数が12個以上繋がった「長鎖脂肪酸」、ココナッツオイルやパームオイルなど炭素の数が8個~10個繋がったものを「中鎖脂肪酸」、酢酸、プロピオン酸、酪酸など炭素の数が2個~6個までのものを「短鎖脂肪酸」といいます。

「短鎖脂肪酸」は、ヒトの腸内に存在する腸内細菌(ビフィズス菌などの善玉菌)によって作り出されます。そして、この短鎖脂肪酸は、腸の中から私たちのカラダを健康にしてくれることが最近の研究によって分かってきたのです。

短鎖脂肪酸とダイエットの関係とは

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さて、この「短鎖脂肪酸」はダイエットとどのような関わりがあるのでしょうか? 

近年の研究では、完全に無菌状態で育てたマウスに、“痩せた人”と“肥満の人”の腸内細菌を移植するという実験が行われました。

その後、どちらのマウスもエサ・運動量ともに同条件で育てたところ、“痩せた人”の腸内環境を移植したマウスには変化がなく、“肥満の人”の腸内環境を移植したマウスは脂肪が増えて太ったという結果になりました。

そして「肥満型」の腸内には「フィルミクテス(デブ菌)」と呼ばれる腸内細菌が多く、「痩せ型」の腸内には“ヤセ菌”とも呼ばれる「バクテロイデス」や「ビフィズス菌」といった腸内細菌が多いという特徴があることが分かったのです。

そして、これら「バクテロイデス」や「ビフィズス菌」が腸内でエサとなる食物繊維やオリゴ糖を発酵させ「短鎖脂肪酸」を作り出すことでダイエット効果が得られるといわれています。つまり、ダイエット効果を得るためには腸内環境を整えて「短鎖脂肪酸」を増加させる必要がある、というわけです。

「短鎖脂肪酸」のはたらき

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エネルギー消費をアップさせる

腸で作り出された「短鎖脂肪酸」が腸壁から吸収されて血液中に入ると、「GPR41」と呼ばれる受容体が活性化して体内の“交感神経”が活性化され「エネルギーを消費するように」という指令が送られます。こうして体温や酸素消費によるカラダ全体のエネルギー消費量が上昇して代謝がアップし脂肪燃焼が促進されるのです。

脂肪の蓄積をブロックする

「短鎖脂肪酸」は、白色脂肪組織に存在する「GPR43」と呼ばれる受容体を活性化させます。すると「脂肪の蓄積をブロックするように」という指令が送られ、食べ過ぎて「ブドウ糖」や「脂肪酸」などのエネルギーが増えすぎても、脂肪の取り込みが抑えられることになって余分な脂肪吸収を防いでくれるのです。

このように腸内で「短鎖脂肪酸」が多く産出され、血液中の短鎖脂肪酸濃度が高くなるほどエネルギー消費が高まって、脂肪燃焼効果が高まると同時に余分な脂肪が蓄積されることが防止できるというわけです。

短鎖脂肪酸を増やす方法とは?

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「短鎖脂肪酸」は腸内で生産されるのが有効だといわれています。つまり、短鎖脂肪酸を体内で生成するために必要な食品を積極的に摂ることが必要です。

もともと腸内には「ビフィズス菌」や「バクテロイデス」は存在しています。これらは腸内環境が悪化すると減少してしまうため、増やすためにはエサを与えることが欠かせません。そのエサとなるのが「食物繊維」と「オリゴ糖」です。なかでも「水溶性食物繊維」が分解されやすく効果的だといわれています。

水溶性食物繊維が多い食品

  • 海藻類・・・コンブ・ワカメ・海苔・寒天・ひじき・モズク他
  • 野菜類・・・ニンニク・かんぴょう・ゴボウ・ゆり根・ラッキョウ・切り干し大根・オクラ・春菊他
  • キノコ類・・・しいたけ・なめこ・エノキ茸・干しシイタケ他
  • 果物・・・アボカド・キウイフルーツ・パパイヤ・マンゴー・イチゴ・モモ・ブルーベリー・乾燥プルーン・ミカン・イチジク・干し柿、干しブドウ他

短鎖脂肪酸を増やして痩せやすいカラダに!

ヨガと呼吸法ダイエット

いかがでしたか? 同じように食事をしていても“太りやすい人”と“痩せやすい人”の違いに注目した「短鎖脂肪酸」についてまとめました。

これらの違いは腸内環境にあり、腸内に「ヤセ菌」と呼ばれる「バクテロイデス」や「ビフィズス菌」がたくさんあれば、腸で「短鎖脂肪酸」が生成され、脂肪の吸収を防ぎながら燃焼効果を高めてスリムなカラダになれることが分かりました。「毎日が忙しいから・・・」といってコンビニ食や外食が増えていませんか? 

このような食生活ではどうしても食物繊維が不足しがちになるものです。ダイエットのカギとなる「短鎖脂肪酸」を増やすことを意識するなら、積極的にこれらの食物繊維が含まれた食品を取ることを心がけましょう。

こうして腸内環境を整えることによって燃焼しやすく太りにくいカラダを目指していきたいですね!

  

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