補酵素について

これまでの記事では、「酵素」が私たちのカラダに欠かせないものであること、健康に美容に、さらにダイエットに効果があることを書いてきました。このようにいろいろなパワーがある酵素ですが、十分にはたらくためには「補酵素」と呼ばれる物質が必要です。

そこで今回は「補酵素」について詳しく考えます。



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補酵素とは?

補酵素について

「補酵素」は、「酵素(エンザイム enzyme)」のはたらきを助けるという意味で「コエンザイム(coenzyme)」や「コエンチーム」、または「助酵素」と呼ばれることもあります。最近、美容などで話題の「コエンザイムQ10」も補酵素の一種です。

酵素は、主にタンパク質でできていて、単体で作用できる物質もあるのですが、他の物質と結びつくことによって初めて酵素としての作用を発揮できるものがあります。それを助けるのが「補酵素」というわけです。

このように補酵素と結びついて作用する酵素は、単体で作用する酵素より、複雑で優れたはたらきをするといわれています。



補酵素の種類

ビタミン類

ビタミンと呼ばれるものは13種類あるといわれていますが、その中でも「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ナイアシン」「パントテン酸」「ビタミンB6」「ビオチン」「葉酸」「ビタミンB12」と呼ばれる8種類を‘ビタミンB群’と呼び、酵素を補う重要なはたらきをします。

それらのビタミンにはそれぞれ異なるはたらきがあり、補う酵素の種類も異なります。

例えば、「ビタミンB1」は糖質の代謝に関わる酵素を補うはたらきがありますし、「ビタミンB2」はタンパク質や脂肪、炭水化物の代謝に関わる酵素を補います。また、「ビタミンB6」はアミノ酸の代謝や神経の伝達に関わる酵素を補います。

このほかにもそれぞれのビタミンがさまざまな酵素を補っているのです。このように、いくらカラダに必要な栄養成分を食べても、ビタミン類が不足するとカラダの代謝機能が十分にはたらくことができなくなってしまうのです。これらビタミンは体内で作り出せないので、ビタミンが多く含まれる食品を積極的に摂るようにしましょう。

ミネラル

酵素を助けるはたらきをするのはビタミンだけではありません。「ミネラル」と呼ばれる成分も補酵素としてはたらきます。私たちのカラダに必要なミネラルは26種類あるといわれますが、代表的なものに「カルシウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「鉄」などがあげられます。

例えば、「マグネシウム」は骨の形成を助けるだけでなく、神経の興奮を鎮め、血圧を維持し、肝臓・腎臓で酵素のはたらきを助けています。

また、「鉄分」は赤血球を形成するヘモグロビンの成分であるだけでなく、呼吸に関係した酵素のはたらきを助けます。これら酵素を補助するはたらきがあるミネラルも、ビタミン類と同じように体内で作り出すことができないため、ミネラルが含まれた食品を取り入れることが必要です。



いかがでしたか? 私たちに欠かせない「酵素」ですが、その酵素にも欠かせないものがあって、それが「補酵素」だというわけです。

酵素の益を十分に得るためには、酵素と同時にビタミンやミネラルも摂取することが大切です。ですから、好きなものばかり食べるのではなく、栄養バランスの取れた食事を取るように心がけましょう。

そうして美容にも健康にもダイエットにも有効な「酵素パワー」を存分に得ていきたいですね!